コンサルティング業界に行かなくてもいい人
コンサルティング業界への転職を希望されている方でも、コンサルティング転職しないほうがいい、という方がいらっしゃいます。
一概に、転職するなということは強制できないのですが、キャリアを長い目で
見たときに、必ずしも得策ではない、と言える経歴の方もいらっしゃいます。
ひとつは、すでに大企業に長らくお勤めで、相応の地位で勤務されている方です。
年俸も高く、役割も高いのにも関わらずコンサルへの転職を行うと
・年俸が下がる
・コンサルタントとしてのポジションも低めになる
・現在の年俸に戻すのに数年かかる
・コンサル後のキャリアについても、現在のポジションの延長線上にある
といったことがあります。
もしこの方がコンサル転職をされるのならば負の要素を得ても、
コンサルタントになりたいという強い意志が必要です。
ただ、ひとつの企業での経験年数が長いことが、マイナスの評価に
なりうるということも有り得ます。
もうひとつは、コンサルティング業界ではサービス領域としていない
専門的なスキル、経験を持っている方です。
一般的にコンサルタントは何でもやる存在として認識されているようですが
ひとりひとりが全知全能なのではなく、プロフェッショナルとしての
専門家の集まりとも言うことができます。しかし、コンサルティングファーム
として、サービスをクライアントに提供していない領域の専門家に
ついては、入っても活躍の場がないため、専門性を生かすということが
できない、といことも有り得ます。
ひとつの専門性から、広げていきたいという志向を持つべき方々だと
思います。
最後に、経験の浅すぎる方です。
特に第2新卒の年齢層の方は、多くはポテンシャルを見られての
採用となるのですが、転職に成功されても、短期間での転職歴が
ついてしまいます。少なくとも日本においては、短期間での転職歴は
プラスには見られません。
3年もしくは5年勤務されて、そこでの経験を生かしての転職ということは
年齢的にも可能です。経験やそれに伴うスキルを評価されることは
コンサルティング業界では、一般的な転職です。
ここでは、新卒でなんでその業界、会社を選んだのか、それよりも
なんですぐにやめてしまって転職をするのか、という志向を深く聞かれます。
そこに対する説明がしっかりとできない限りは転職市場での評価は
高くなりません。
とはいえ、コンサルティング転職をするしないは、ご本人の価値観、志向に
因ります。採用する側のコンサルティングファームは、それぞれ基準を
設けて採用を行っています。第2新卒世代から、高い世代まで広く
採用も行っている会社も少なくはありません。
ただ、コンサルティング業界に行くことありきで物事を考えるのではなく
どうあれば自分のキャリアが輝くのか、人生でのプラスになるのかを
考えた上で、選択肢のひとつとしてコンサル転職を考えて欲しいと
思います。
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