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各会社のトップコンサルタントに、ご自身のキャリアとコンサルタント転職について、お伺いする「トップコンサルタントインタビューシリーズ」。
今回は、株式会社コーポレイトディレクション アソシエイトパートナーの倉沢様にお話をお伺いしました。

倉沢様は外資系のSIerを経てコーポレイトディレクションに参画。現在はアソシエイトパートナーとして第一線のコンサルタントとしてご活躍されています。SIerからのご転職時のお話、コンサルタントとしての成長の3つの壁、コーポレイトディレクションの戦略コンサルタントの特徴、キャリアのチャンスについて語っていただきました。

第一回はこちらの記事になります。
http://www.consultantnavi.com/archives/50388956.html
第三回はこちらの記事になります。
http://www.consultantnavi.com/archives/50388958.html

第二回 本当の主治医になるために、リアルチェンジエージェントを目指すCDIのコンサルティングの特徴


「リアルチェンジエージェント」というCDIの醍醐味

- 戦略コンサルティング会社としてのCDIの特徴などについてお伺いしたいと思います。
CDIはリアルチェンジエージェントという言葉を特徴として挙げています。
本当の意味で、企業の変革、改革のお手伝いをするのが我々なんですね。

例えば私が関わった中で、新しい市場開拓をお手伝いするプロジェクトがありました。プロジェクトに参画したクライアントのメンバーは、元々希望して集まったメンバーではなかったため、最初は全くやる気に火がつかず、後ろ向きだったり、言い訳ばかりだったりとか、そういう状態で、クライアント側のリーダーも悩んでいました。

プロジェクト初期においては、クライアント側のメンバーはリーダー一人しか発言せず、チームミーティングではなく、リーダー対CDIというような感じだったのです。これでは新しい市場の開拓などおぼつきません。

CDIとしては、戦略部分を作るのはもちろん、クライアントのメンバー全員に積極的にコミットしてもらったり、考える習慣をつけてもらったりといったところの仕掛け作りに心を砕いたプロジェクトでした。
事業はCDI自身がやるわけではないのですから。クライアントのメンバー一人一人に実行する意欲がないといけないのです。

こういった辛い過程の中で、お客さんとお酒を飲みながら「がんばりましょうや」と励ましあったり、時にはお客さんを強く叱ることもありました。
それで、お客さんの目の色がだんだんと変わってくるのがわかる瞬間があるんですね。こういう瞬間はコンサルタントにとっての喜びです。自分が直接事業に携わるわけではないのですが、お客さんのマインドに変化を与えることができた、という嬉しさがあるんです。
結局は、苦心した甲斐もあり、その後は他のメンバーもリーダー以上に発言したり、リーダーと真っ向からぶつかってきたりしてくるようになっていきました。

- CDIでは、本当に突っ込んでお客さんとコミュニケーションを行うのですね?
CDIが他のファームと違うのは、そういった「心構え」です。
CDIはお客さんの改革のお手伝いをしながら「お客さんのためになる」ことだと思えば、徹底的に追求して何でもやるんですね。
他のファームのコンサルタントは、お客さんの現場の係長クラスの人と、お酒を飲み深夜まで語り合うということはあまりないと聞いています。
CDIは、必要だと思えばクライアントと毎日酒を酌み交わすこともあります。クライアントの行動を変えるために必要と思えば、率先して工場の伝票を1枚1枚めくることだってします。

そういうことまでする心構え、クライアントの中へ入り込んで「気持ちを共有していこう」というのがCDIの特徴だと思います。

一人ひとりが「クライアントの主治医意識」を持っている。

- 他のファームではコンサルタントの在籍年数は3−4年といわれます。CDIでは、長くつとめていらっしゃる方が多いですよね

クライアントにも説明して非常に納得いただいているのですが、CDIの特徴として社歴が長いコンサルタントが多いんです。この業界では珍しい話ですが、10年20年もCDIに在籍しているコンサルタントもいます。これは、コンサルタントという仕事にとって、実は重要なことだと考えています。

コンサルティングプロジェクトはクライアントにとっては「非日常」なので、毎日毎日コンサルタントにお世話になりっぱなしということはありません。

そういう意味で我々はよく医者にたとえるんですけれども、医者は病気になったときに治してあげることが仕事ですが、元気に暮らしている方にわざわざ出向いて「診せて下さい」なんて言わないですよね。

つまり、非日常のときに支えるのが医者だと思っているんです。我々はそれに似た意味で、それぞれ企業の主治医になりたいと思っているんですよ。
そう考えると、何年もお付き合いをして、お客さんを良く知っているマネージャーに簡単に辞められてしまっては、クライアントとしては、とても困るんです。主治医なのに、「もうやめてしまったのですか」というのでは、困るんです。

同じクライアントと、期間をあけながら8年とか10年と一緒になってコンサルティングをしている人も珍しくありません。

比較的短期間で転職を繰り返す方が多い外資系企業と比べると、クライアントに長期にコミットして、主治医として長くコンサルタントとして働くのがCDIの特徴です。

- どうして社歴の長い人が多いのでしょうか?
採用方針として、長く企業の主治医として働いて欲しいという思いを説明しています。ジョブホッパーは好ましくない。中途の面接でもそれはストレートに伝えています。

ですから、自然と、CDIの理念やコンサルタントの姿に共感した人が入社してくるということなのではないかと思っています。

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倉沢 学 - Manabu Kurasawa -

東京大学工学部卒。同大学工学修士。スタンフォード大学理学修士。
日本IBM株式会社を経て、現在に至る。

機械、化学、食品、ソフトウェア、エンターテインメント、金融、サービス等の幅広い事業分野におけるコンサルティング経験を持つ。中期経営計画策定、事業戦略立案などから組織・人事・財務・業務・情報システム等の個別課題の改革まで幅広いテーマを手がけてきた。経営戦略と合目的かつ効率的な組織・業務・情報システムのグランドデザインづくりには特に豊富な経験を持ち、外部セミナー等での情報発信も積極的に行なってきた。また近年は、多種多様な事業分野に展開している多角化企業グループの企業価値向上に向けたグループ戦略、経営体制、マネジメントのあり方に強い関心を持っている。
2008-10-31 15:24:57
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