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コンサルタントはジェネラリストではない

コンサルタントはジェネラリストと捉えられているところがあると思います。

正直なところ、この認識は、あまり的を得ていないと感じています。
それはコンサルタントはすべての領域について知っているわけではないからです。

しかし、どのような領域についてもしっかりとした答えを出すような
イメージがあるのは確かでしょう。また、戦略コンサルタントだと経営全般に
コンサルティングを提供しているというイメージがあるのかもしれません。

前者であれば、プロフェッショナルとして、確固たる専門性を持って、
その観点からのコメントを提供できるわけです。これはここ数日書いている
通りです。

後者であれば、戦略コンサルタントも、戦略立案の領域の専門家でしか
ないのです。戦略コンサルタントに、BPRのことや具体的なSCMのデリバリの
ことを聞いても、求めているレベル感での回答は出てこないのでは
ないかと思います。

経営というものを捉えたときに、経営を形作る機能は、戦略だけでは
ありません。会計、人事はもちろん、営業、販売、物流、生産、開発と
さまざまな領域があります。経営者はすべての領域を経験してきたのか?
すべての領域で成果をあげてきたのか?否でしょう。なんらかの領域で
成果を挙げてきて、かつ、マネジメントというポジションで成果を
あげてきた結果、今のポジションに就いているに他なりません。

コンサルタントも同様です。
すべての領域でスーパーであることはできません。
ひとつの確固たる専門性をもち、その裾野を広げていく。もしくは
いくつかの専門性を持つ。そのことがコンサルタントとしてエッジを
立たせ、コンサルティング会社の中での存在意義となるのです。

つまりは、ジェネラリストは『器用貧乏になる』ということなのです。


2008-04-04 13:00:00 現在の記事です

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