専門性について
「よくわかるコンサルティング業界転職セミナー」第2部を担当しました。
第2部の、「コンサル転職実例解説。こんな人が成功した・こんな人が失敗した」
では、事例をあげながら、専門性を持つことと、応募先の求める人材像との
マッチ感を考えよう、というメッセージを伝えたつもりです。
多少、時間が足らず、最後までしっかりと説明することはできませんでしたが
少しフォローしたいと思います。
専門性を高めるとは、経営視点でその分野を見ることである。
専門性とは、専門バカになることではありません。
その分野における経営への影響や、他の領域とのつながり、実際の業務や
システム、組織についても知っておくことが専門性ということです。
専門性を持つ分野の知識、経験が頭の中で体系化されているので、
他の分野についても、自らの専門性を持つ分野からの視点から
発言することができるというわけです。
つまり、専門性を高めていけば、他の専門性を持った人とも対等に
話すことができるのです。
専門性を持つとは、その分野のみを知っていればいいというわけではありません。
コンサルタントであれば、ひとつの領域で得意分野を持ちながらも、必ず
しもその分野だけをコンサルティングの対象として仕事をするわけでは
ありません。新しい業界、分野などに取り組むことも多い。
しかし、すごいスピードでキャッチアップできるのは、自らひとつの分野の
専門性を持っているからです。そこでの体系だった知識、経験を基にして
新しい分野の知識、経験をプラスしていくのです。
何もないところから新しい分野の知見を身につけるよりも、身につけやすい
のです。
コンサルタントはジェネラリストという誤り
コンサルタントは全知全能の神ではありません。
しかし、どのような問いかけに対しても、「わかりません」とは答えません。
プロフェッショナルとして、自らの専門性を生かして、その専門性の
視点から答えを出すのです。それがコンサルタントとしてのプロふぇっしょなリズムです。
経営に関わる問題には模範解答はありません。いろいろな視点があることは
皆さんも理解できるでしょう。その、ひとつの視点をプロフェッショナルとして
提供できるようになるのです。
SCMの専門家が、会計のことをを質問されたとしても答えるでしょう。
業務改革の専門家が、人事のことを質問されても答えるでしょう。
ITの専門家が、経営管理のことを質問されても答えるはずです。
経営に関する問題も、ノウハウに沿った一律の解決策があるわけでは
ありません。問題の根本を多角的な視点で掘り起こし、問題そのものを
定義する必要があります。
また、解決策の提示についても、各ファーム、もしくは各コンサルタントに
よって内容が異なるはずです。ファームも、コンサルタントも得意不得意が
ありますから。
またファームでサービスを提供しているとしても一人のコンサルタントで
やっているわけではありません。やはりチームプレーで行いますし
領域によって、得意とするコンサルタントをアサインすることが多いのです。
ジェネラルなコンサルタントというのは、おそらく大企業向けのサービスでは
あまりないでしょう。それは、大企業の各機能をすべて網羅できるような
人材はいないからです。経営者であってもすべてを把握している人が
いないように。
「コンサル採用動向・求める人材像」シリーズの記事一覧
- コンサルタント求人情報の見方
- コンサルティング転職と転職回数
- コンサルタントに一番必要な資質
- コンサルティング転職ポテンシャル採用の盲点
- コンサルティング会社の規模で、入社への難易度は違うか?
- コンサルティング会社の2008年春の新卒採用計画
- コンサルタント転職にある年齢の壁とは?
- 面接回数の違いからコンサルタントの選考基準を考える
- まちがいだらけの応募先コンサルティング会社選び
- コンサル会社が、第二新卒、未経験者に求めるもの
- 外資系企業の求める人材像
- 留学生にはボストンキャリアフォーラムがあります
- コンサルティング会社の人不足事情
- コンサルティング会社に秘密の求人情報はあるのか
- 中規模コンサルでも十数名単位の採用を計画
- 経済産業省(旧通商産業省)の人材ニーズ調査
- 専門性について
- 専門性とコンサルタント転職
|
コンサルタントナビの会員登録 |
コンサルタントナビの転職登録 |







