定量分析実践講座―ケースで学ぶ意思決定の手法
定量分析実践講座―ケースで学ぶ意思決定の手法こちらはコーポレイトディレクションでコンサルタントを経験されている
福澤英弘さんの著書です。
内容は、タイトルの通り、定量分析の定石を扱った本です。
定石とはいえ、学術的なものではなく、内容はケーススタディとして
平易なテーマを用いて、説明しています。
実践を念頭に置いた本かもしれません。
定量分析は、理系な要素が強いと考えられるかもしれませんが、コンサルタント、
特に戦略の領域での調査分析の作業では日常となるものです。
もし、戦略領域のコンサルに興味がお有りならば、この程度の定量分析は
違和感なく入っていけるようにならないと、入社後かなり厳しい状況に
追い込まれるでしょう。
なぜ、戦略に定量分析が必要なのか?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
算数ですべてわかるのか?という問いに繋がるのかもしれません。
しかし、意思決定の場面で、この本で扱われているような定量的な
分析結果は、事実(ファクト)です。自ら立案した戦略をKKD(勘、経験、度胸)
で採用するわけにはいきません。
この本で扱うように合理的に意思決定しなければならないのです。
意思決定のプロセスとは
1 目標の明確化
2 基準の設定
3 選択肢の抽出
4 選択肢の評価
5 決定
となっています。
この基準の設定、選択肢の評価の部分で、この定量的な分析が
必須となるのです。
経営は文系の領域なのにコンサルにはなぜ理系が多いのだろう、
ということもこの定量分析の重要性からわかってくるかと思います。
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