世界一やさしい問題解決の授業
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく巷で売れている問題解決の本です。
中高生向けということで非常に解りやすく、実例を出しながら
学べるように構成されています。
多くのロジカルシンキング本に比べ、平易にしてあり、イラストも多く
載せられていますが、内容は照屋華子さんのロジカルシンキング、
ロジカルライティング、バーバラ・ミントの考える技術・書く技術と
ベースは同一です。著者はマッキンゼーもしくはマッキンゼー出身者で
そこで学んだことを記しているという点が同じです。これらは
やはりマッキンゼーでの基本なのです。
扱っている課題は、非常に子供っぽいものでありますが、アプローチは
至って正統派です。この考え方を身につければ、ロジカルシンキングを
身につけたのも同然です。
この本は、読み手のレベルを考えて、読み手が理解できるように
メッセージを伝えている面で秀逸だと思います。
コンサルタントは小難しいことで煙を巻くというイメージもあるかもしれません。
しかし実際のところ、クライアントとのコミュニケーションは非常に
優れたものが多いです。相手に何かを伝える場面でも、しっかりと
肝となる内容が理解されるよう工夫します。思い違いや、認識違いが
生じさせないためのツールのひとつがロジカルシンキングとも
言えるのかもしれません。
これは、コンサルタントの特徴がひとつ出ているのではないかと感じた
部分です。
結局、中高生向けといいつつこれは大人向けの本なのではないかと
思います。
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