コンサル転職に失敗したら・・・
コンサルタントへの転職を目指し、実際に動くとなると、書類の作成や、面接の準備、応募先によっては、筆記試験やケース面接など相応の準備を行うことに
なるでしょう。
いや、こういった準備なくして内定は覚束ないものです。
たしかに、しっかりとした経歴があり、応募先も現在の職種との整合性が
高い方であれば、違和感なく転職活動も行えるでしょう。
ただし、そういった準備なく内定がとれる方は多くはありません。
準備が十分ではなく応募を開始し、残念な結果に終わることは非常にもったいない
と思います。機会の損失という面では。
なぜかといえば、コンサルティング業界一般で、応募の履歴は残されます。
一度、応募し落ちたとします。数年を経て、再度応募を行ったとしても、
前回応募時の結果が参照されます。
落ちた履歴があれば残念ながら、選考が進まないでしょう。
しかし、前回応募時から飛躍する経歴があればその限りではありません。
端的なものとしては、海外TOPスクールのMBAでしょうか。
履歴書、職務経歴書について、応募前にひとつ考えてほしいことは
・その書類でいいのか?
ということです。
その書類をだれかに見てもらい、コメントをもらいましたか?
そもそも、応募先がコンサルティング業界であるならば、コンサルティング
業界で評価される内容があります。それを理解せずに書きたいことを
書いただけでは書類選考すら通過できません。
この書類のブラッシュアップは自分ではできる部分も限られます。
コンサルタントの方や、コンサルティング業界経験者に見てもらうことが
一番いい方法だと思います。
筆記試験対策について考えてほしいこと、それは
・準備なしで結果を出せる人はいない
です。
これは論理的理解力を試される、判断推理のようなものを行います。
GMATや公務員試験に近いものをこなしていく訳ですが、新卒での就職活動
以来離れている方や、そもそも論理学や、数理処理などに疎い文系の方などは
ここで、また普段の業務とは異なる頭の働かせ方を身に着けることになります。
これは準備なしでこなせる方は非常に少ないのが現実です。
そしてケース面接。
こちらは、戦略系や一部の業務系に限られるものですが、面接時に、
どういう問題がくるか、どういうテーマかわからないところで、
緊張感の中、面接官に向けて自分の考えを表現していくことは
さまざまなロジカルシンキングの本などを読んで、独りで頭で考えたり、
メモしながら考えることとは全く異なることだということを理解してください。
頭の中でなんとなくできることを、相手にわかりやすく説明することとは
大きな落差があります。この口に出してみる作業を行っていない場合
面接でも苦戦することは確かです。
ここまでの面接の要素、書類、筆記試験対策、ケース面接対策、そして
通常の面接対策に共通するものは、論理的かどうか、ということです。
論理的というと、すぐにロジックツリー、MECEなどを思い浮かべるかも
しれませんがあくまでもツールです。相手に何かを伝えるには、論理的に
構造化された内容で伝えたほうが理解しやすい。結論から話すということは
端的なことです。これは面接でも、書類でも一緒です。質問に対して答えが
あるのか、その答えに至る要因は、理詰めで整理されているのか、
なぜ、という問いが出てきたときに、ちゃんと答えられる内容を持っているのか、
内容を論理的に伝えられるのか、これが重要なのです。
コンサルティング業界に向かって準備することはこの論理的なモノの考え方を
身につけることに他なりません。
コンサルティング業界への転職活動を行い、残念ながら成功しなかったとしても
活動の間に身につけた論理的思考は、現在の職場、転職先となる別の業界
でも生かしていけるはずです。
コンサルタントはゴールとなりうるキャリアではありません。
証拠に定年退職するコンサルタントは外資系では数えるほどです。
あなた自身のキャリアのゴールがあり、それに至る過程でコンサルタント
というキャリアを求めるところが志望動機となるのではないでしょうか。
だとすれば、ゴールに向けて別の選択肢も設けておくことも大事です。
コンサルタントというキャリアはプラスの面もありますが、マイナスに
なる面もあることは確かです。イメージだけでコンサルタント職を
捉えず、そのプラスの面、マイナスの面(単にコンサルタントのキャリアの
特徴を人によりプラスとかマイナスと捉えるだけなのかもしれませんが)を
理解して、準備を怠らず、コンサルティング業界を目指しましょう。
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