コンサルティング会社の人事
コンサルティング会社の人事部門は、配属というものにどの程度関わっているのでしょうか。
通常、事業会社の人事部門は、配属に強い力を持っていると思います。
社員個人のキャリアは、社員個人で形作るものではなく、人事部門が判断し
決定しています。
しかるにコンサルティング会社ではどうなのでしょう。
コンサルティング会社の配属は、プロジェクトへの配属です。
プロジェクトというものは、恒常的に存在するものではなく、時期により
様々なプロジェクトが稼動しています。また、プロジェクトからの人員の
要望も変わってきます。変わってくるのは、ほしいコンサルタントのクラスや
バックグラウンド専門性です。
コンサルティング会社では、人事部門がコンサルタントひとりひとりの
スキル、経験を加味し、プロジェクトに就けることをするところもあります。
また、そのプロジェクトへのアサインメントを、そのプロジェクトを主体として
まわしている部署が行っているところもあります。
その中で、ひとつ言える特徴は、ひとりのコンサルタントも進むプロジェクトを
選べるという点です。
現状、社内でない業界や領域のプロジェクトに入ることはできませんが、
様々なプロジェクトの中で、自分の進んでみたいものを選ぶこともできます。
当然、プロジェクト側の意向もありますので、それが叶えられるとも限りませんが。
逆に、コンサルタントから、行きたいプロジェクトに対して、自分を採るよう
営業をすることもできますし、プロジェクトを取り仕切るマネージャー、
パートナークラスからすれば、優秀な若手を継続して確保して一緒に
働く、ということも可能になります。閥に似たものになりますが、パートナー
クラスや、シニアマネージャークラスの名前を付けて○○組という呼び名
をつけるところもかつてはありました。
事業会社に比べると、自由度が高いのではないかと思いますが、自律的に
判断できない人には、いいように使われるとも言えるでしょう。
人事の機能としては、事業会社に比べて、権限も規模も小さいのが現実です。
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