中小企業向けコンサルと大企業向けコンサルの違い
中小企業向けコンサルと、大企業向けコンサルの大きな違いは、・お客さんの開拓方法(受注方法)
・ひとつのお客様の企業に対して入るコンサルタントの数
でしょうか。
前者に関しては、コンサルタント自身が営業を行います。
企業のトップに対してアプローチをしていき、深耕し、課題を発見していきます。
そこで、なんらかのコンサルサービスを提供する機会を得ていくのです。
そして営業したコンサルタント自身が、サービスを提供していきます。
もし、自身だけで対応できないような大きなテーマであれば、社内の他の
リソース(他のコンサルタント)を使うこともあるでしょう。
しかし、自らが責任を持ってサービスを提供していくことに変わりはありません。
コンサルタントとしては、非常に力のつく環境だと思います。
自ら、仕事を取り、コンサルティングサービスを提供し、効果をあげていく。
それも経営者にかなり近い位置で仕事をすることができます。
大して、大企業をクライアントとしているファームはどうでしょう。
受注については、マネージャーやシニアマネージャー、パートナーといった
コンサルタントとして経験のある者が担当します。若手の営業や、コンサルタントが
仕事を取ってくるわけではありません。
あくまでもトップ営業で、企業の経営陣(必ずしも経営者ではなく、取締役や
専務、事業部長クラスもあり)に提案を行い、受注します。
そして、プロジェクトの規模も2,3人で入るものから、数十人単位で入るものまで
非常に多彩です。基本的には、2,3人のプロジェクトというのはテーマにも
因ります。システムに関するプロジェクトであれば、コンサルタントが
数名であっても、開発などで実際に稼動するメンバー含めれば数十人となる
こともあります。
大企業のプロジェクトであれば、大企業ならではの、業務の多彩さ、
規模の大きさからすると、関わるコンサルタントの数、影響するクライアント側の
社員数や、取引先の数も大きくなります。それがゆえに、どのように
プロジェクトをコントロールしていくか、マネジメント能力が培うことができます。
また、接するクライアントの企業の社員も非常に優秀なことも多いことから、
生半可な知識では対応することはできないでしょう。それがゆえに、鍛えられる
場面は少なくありません。
大企業向けコンサルと、中小企業向けコンサルとでは、同じコンサルタントという
名前でありながら、求められるスキルは同一ではありません。
確かに、問題をどう捉えるのか、それに対して何をすべきなのか、理詰めで
考える姿勢や、クライアントに対して絶対に価値を提供しようという
クライアントファーストというマインドは必須です。コンサルタントとして
ビジネスマンとして力をつけることはできるでしょう。
ただし、営業的な要素は、大企業向けコンサルティング会社の若手コンサルタントには
ないスキルですし、大規模プロジェクトマネジメントの経験などは中小規模の
プロジェクトしかできない中小企業向けコンサルティング会社では
できません。
これらは一長一短であり、どちらが優れているということでもありません。
志望されている方が、今お持ちの経験、スキルを生かせるのかということ、
そして、将来的にどのようなコンサルタントになりたいのかという志向に
よって選択すべきものです。
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