継続した向上心がコンサルタントの強みの源泉
コンサルタントを志望される方の中には、ITコンサル、ERPを敬遠される方もいらっしゃいます。
たしかに
コンサルタントは上流をやれるのに、わざわざシステムやるなんて・・・
ということが根底にあるのでしょう。
または、弊社代表大石がAll Aboutでも書いていますが
ERPコンサルの知識は陳腐化するのか?
ということ、つまりITコンサルは時流に合わせているだけで、流行り廃りで
スキルが陳腐化してしまうという懸念もあるのかもしれません。
おそらく、こういう思考になってしまわれている方は、ぜひ以下の
2点を理解してほしいと思います。
・システムはあくまでも手段である
・コンサルタントは常に新しい知識を得ている
前者の『システムはあくまでも手段である』については、システムについての
認識を改めてほしいところです。
システムとは、業務を取りまとめた機能の塊です。
システムを入れるということは、誰が、何の情報を、いつ、どれだけの頻度で
入力するのかということであり、その情報を、誰が、いつ、どれだけの頻度で
どのように取り出して参照し、利用しているのか、ということなのです。
つまり、企業の一人ひとりの業務をカバーしているものであり、
経営判断につながる情報の基でもあるのです。
BPRとかSCMという言葉は、単に言葉でもシステムでもなく、概念であり
目的があります。
BPRをするということは、業務を改善するということで、システムを用いなくても
実現はできます。しかし、システムを入れることで最適化を可能とさせる
のです。SCMというのは、在庫の適正化を目的としており、やはりシステムなく
とも可能ですが、システムを入れることによって、実現を容易にさせているのです。
システム導入が単なるシステムを入れる作業に思い込まれている方は
システム導入が、業務とも、業務を行う組織、管理手法まで影響が及ぶ
ことを認識したほうがいいのかもしれません。
真の問題解決を行うには、システム導入を行ううえで、その周辺となる
領域にも携わっていかなければならないのです。単にサーバーとERPパッケージ
ソフトを入れるだけの作業ではありません。
後者の『コンサルタントは常に新しい知識を得ている』という面においては
コンサルタントはクライアントのニーズに対して、サービスを提供する存在で
ある以上、常にクライアントより先を進んでいかなければなりません。
ひとりのコンサルタントとしても、現状ERPに携わっていたとしても、それだけを
知っていれば言い訳ではありません。プロジェクトに配属されていれば、
そのプロジェクトで関わる領域(それはシステムなのかもしれませんし、
業務なのかもしれません)については常に勉強を行っていかなければ
なりません。常に学び続け、自らを高めていくことはコンサルタントの性
であり、その資質により、クライアントに常にバリューを提供することが
できるのです。
新たに学ぶ領域が、業界知識であっても、業務知識であっても、システム
知識であっても、選り好みせず自らの血とし肉としていくのです。
継続した向上心がコンサルタントの強みの源泉であり、成長の糧とも
いえるのだと思います。
たとえまったく異なる分野のプロジェクトに入ったとしても、現在ある
知識、経験から別の視点を提供できる、という場合も少なくありません。
最初は、ERPに携わっていたとしても、そこで得られるプロジェクト管理
手法、業務知識、システム知識は必ず自分のものになるはずです。
そこからどのような方向に進んでいくのか、どこに進んでも、先の向上心が
あれば、どのような分野のコンサルティングについてもコンサルタントとして
付加価値は提供できるはずです。
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