コンサルタントの新しい知識の取得術

コンサルタントは常に新しい知識を得なくてはなりません。

それは、プロジェクトのアサイン(配属)先がいままで経験したことのない業界ということもありますし、今まで経験したことのない分野ということもあります。

当然、同じクライアント企業であっても、プロジェクトごとに分野が異なりますし、同じような分野であっても、同じ業務の担当になるとも限りません。そのうえ、別の企業、別の業界になってしまえば、それまでの経験で生きるのは、ほんの一部でしょう。

常に新しいアサイン先では、まず学ぶことが要求されます。

短くて3ヶ月とか半年というスパンで新しい知識を得ていかなくてはならない
コンサルタントは、どのように知識を身につけているのでしょうか。

これは、コンサルタントならではの方法があるわけではありません。


アサイン当初は、プロジェクト内の文書を読みこむ時間を持たされます。
それは、クライアントへの提案書だったり、プロジェクト発足当初からの
内部文書や報告書などです。当然、社内の同じような事例の文書も読むことが
できますし、自ら購入した業界本なども事前に読むかもしれません。

コンサルタントの場合、身につけたそばから、アウトプットを出さなければなりません。

アサインされた日に、クライアントなり、同じ会社のプロジェクトメンバーと
意見の交換や、ヒアリングなどをこなさなくてはならない状況もあります。

いつ使うかわからない知識を勉強する、という態度より、今日、明日にでも
使わなくてはならないような知識を得るという意識は本気度は高いはずです。自ずと短い時間で効率的にポイントを抑えるようになります。

このような知識を得る機会を何度も繰り返すうちに、知っておいたほうがいい
ポイントがわかるようになります。もちろん、これまで積み重ねてきた知識が
あるので、業界ごとの相違、企業ごとの相違、業務ごとの相違など、相違点を
中心になにが今までと異なるのか、同じなのかを意識して学ぶ、身につけることが
できるでしょう。

それでも、すべての知識を得られるわけではありません。

しかし、コンサルタントは、クライアントも持っていないような知識を
売りにするわけではありません。最低限、クライアントと対峙できる知識が
あれば、クライアントが持たないような問題発見の視点や、問題解決のための
方針立案、クライアントになり実行能力などを発揮することにより、バリューを
出すことができるのです。


[2007/05/21 初掲]

2008-06-10 12:30:00 現在の記事です

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