コンサルにとって重要な資質「問題点に気づく力」を養う
コンサルタントについて重要な資質として『問題意識があるか』
ということが上げられます。
コンサルタントは、クライアント企業の社内の人材、その中には優秀な人材も
少なくない中で価値を出す存在です。
そんな中で、何がコンサルタントの価値なのかと言われれば、問題発見能力に
他なりません。豊富な成功経験などを元にコンサルティングを行うサービスも
ありますが、もし成功経験で対応できない問題に直面した場合、お手上げです。
信州大経営学大学院の牧田幸裕氏は『知識を売りにする人』と表現しています。
根本的なクライアントの問題解決には、クライアント以上の価値が出せるものが
必須です。これが、問題発見能力にあたります。前述の牧田氏で言えば、
『原理原則でものを考える人』と表現しています。
この問題発見能力、言葉で表せば単なる能力のようにも思えてしまいます。
しかし、生来の気質ではなく、頭の切り替えでも十分高められる資質だと思います。
言ってみれば習慣とも言えるものです。
プレジデント2004年7月19日号 気づく力には、問題点に気づく力チェックシートが掲載されています。

ここから、引用してみます。
問題意識があるか
・現状に満足しない(現状維持ではいけないと思う)・夢・理想・志を持っている
・現場・現実を詳しく知りたいと思う
・失敗の理由を知りたいと思う
・違和感や納得できないと感じたら原因を探求する
課題の認識があるか
・環境・時代の変化を認識している・自社・自分のライバルを認識している
・自分の立場・役割・課題を認識している
・常に危機意識を持っている
・物事の裏面(リスク・デメリット)を考えられる
解決姿勢があるか
・視野が広く専門的な視点がある・不審な点はいい加減に妥協しない
・何事も手抜きしない
・論理的に筋道を通して考える
・勇気を持って意見、発言ができる
必要資源(スキル)があるか
・プロ級の高度の知識がある・経験・人脈・情報が豊富にある
・バランスのいい的確な判断力がある
・発想が柔軟で前向きである
・自分の能力に自信がある
解決力があるか
・難問解決の実績があり、方法論を持っている・ウソやごまかしを見破れる
・厳しい現実を直視し課題を先送りにしない
・常に目標・ベンチマークを意識している
・部下や仲間の気持ちがわかる
プレジデント2004.7.19 P.63 澤田富雄氏の記事より引用
25個の設問でどれだけYesと言えたでしょうか。
これらの問いは常にコンサルタントであれば、自覚しているかどうかはともかく
実践していることに近い姿勢です。
ぜひ、コンサルタントを目指すのであれば、現在の業務の中でも上記の姿勢を
意識してください。自ずと仕事の成果もあげられるでしょうし、ご自分が
所属する組織の中での限界も見えてくるはずです。
そこでの経験が、コンサルティング転職を現実的に考えた際の、志望動機や
自己PRに繋がるはずです。
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