マッキンゼー出身経営者の問題発見・解決の極意

マッキンゼー出身経営者リストでも、扱いましたが、ルイ・ヴィトンを輸入販売しているLVJグループ社長の藤井清隆氏の
インタビュー記事が週刊ダイヤモンドに掲載されています。
MBAも取得されており、マッキンゼー出身で、その後ファーストボストン、SAPジャパンなどで社長も勤められた藤井氏はそのなかで問題発見・解決の極意を3つあげられています。
この3つのポイントが、コンサルタント出身で経営者を務めている方の考え方なのですが、コンサルタントとして、また、コンサルタントを目指す方に非常に示唆に富んだものであると感じましたのでご紹介します。
・先入観にとらわれることなく物事の本質を見極める
・夢や憧れを提供するという本質的問題を日々のオペレーションに落とし込む
・常に立体的に本質的問題をとらえる
1つ目は、
「お客様にとっての価値とは何なのか」を徹底して訴求する
ということが記述されています。また、固定観念にとらわれない旨もかかれています。
お客様の思いを捉えるためには、ゼロベースから本質を捉えることを行うと
いうことでしょう。
2つ目は
「問題発見ならコンサルタントにもできる。実務家たるわれわれは継続可能な
ビジネスモデルを構築しなければならない」
ということです。これは、コンサルタントと経営者の大きな違いかもしれません。
コンサルティングファームによっては、この経営者の本質問題から判断された
方向性をもとに、オペレーション、つまり日々の現場の仕事に落とし込む作業を
行うこともあるでしょう。
3つ目は、非常に示唆があります。
企業のトップとしてやるべきことは、社内外から意見を聞いて、状況を立体的に判断する
ことともおっしゃっています。
一面的なものの見方が問題発見・解決を阻害している。人は自分の専門領域の
土俵に持ち込んで、得意技で問題解決を図りがちだ。
とも書かれています。
女性のためのコンサルティング業界セミナーにて基調講演を行って
いただいた牧田幸裕氏は、経営コンサルタントといわれる人の種類として
「知識を売りにする人」と「原理原則でものを考える人」がいる
と言及していましたが、それを思い起こさせます。
ここでは、問題解決について、ロジカルシンキングのような具体的手法は登場しません。
もっと大事なのは、問題を前にして、どのような考えるのか、ということです。
その上で、問題の分析、解決方法の立案、実施にあたって手法を用いることになります。
まず手法ありき、では、何のために問題を解決するのか、その本質を見誤ります。
問題解決の手法フェチに陥らないよう気をつけたいものです。
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