女性のためのコンサルティング業界セミナー 詳報3
第2部、パネルディスカッションの続きです。Nさん
国内会計事務所系コンサルティングファーム シニアコンサルタント:NTT系企業→ベンチャーを経て現職
Mさん
外資系戦略コンサルティングファーム コンサルタント:同業他社から転職後半年
Tさん
国内戦略コンサルティングファーム コンサルタント:新卒で入社3年目
牧田氏
司会:大石(ティンバーラインパートナーズ代表取締役・コンサルタントナビ主宰)

大石「コンサルタントは忙しいというイメージがありますが、ピークのときにはどのような働き方でしたか」
Nさん
「ピークのときは二徹(注:二日徹夜)とか・・・。でも、期限と成果物は
わかっているので、それほどきつくはないです。」
Mさん
「前職の会計系のコンサルでは、1週間で寝たのが7時間とか、1週間で3日しか
帰宅しないのが3ヶ月とかありましたね。今は9時くらいに帰宅でときどき終電になる
くらいです。週1,2回は飲み会に行ってます。」
Tさん
「新卒で入ったばかりは一番忙しいころでした。ひとつのことに余計な時間が
かかりますし、まだ仕事の信頼感がないので、細かい単位で上司からチェックが
入りました。週末土日のどちらかは出勤していましたね。私は、徹夜をすると
効率が落ちるので、徹夜はしませんでした。ここのところは仕事の効率が
上がってきたので、時間の自由度が上がってきました。」
大石「皆さん、プライベートの時間はしっかりとられているのでしょうか?」
Mさん
「前職のIT系のコンサルティングの仕事は時間がかなりタイトでした。
プロ意識を持って仕事をすることがトッププライオリティでしたので、あまり
プライベートは取れませんでした。でも、それだけだと溜まってくるので、
夜中の1時から独りでカラオケボックスとか行って2時間歌って発散していました。」
Nさん
「コンサルタントの仕事は、時間のコントロールができることがいいところです。
プロジェクトの合間ってどうしても発生するんですけど、そこに休みを先に
入れていました。去年は4回海外旅行に行きました。仕事の責任さえ果たせば、
休みもとりやすいので、事業会社のころよりも時間のコントロールはできましたね。」
Tさん
「やはりプライベートは勝ち取るものですね。やはり1年目は遠慮していたところも
あって、GWとかだけ暦通りに休んでいました。でも、休みは自分で入れないと
仕事を入れられてしまいます。コンサルタントは休みなど融通ができるのが
いいところです。私は去年2回海外に行きました。」
大石
「みなさんそうですが、プロジェクトが終わったら休みを取るということが
コンサルタントならば可能です。休みを取ると事前に宣言するのです。
プロフェッショナルですから、仕事ができないとちゃんと休めませんが。」
牧田
「私は子供ができていたので、必ず子供と夕食をとって、一緒に風呂に入ることを
実践していました。子供と一緒に風呂に入っていながらも、仕事上の問題解決の
ことで心の中はいっぱいだったりするわけです。仕事のことを夢の中でも
見るくらいです。コンサルタントは時間のコントロールはできますし、頭の
切り替えができることが必要です。やろうと思えば、四六時中仕事になってしまう。
自分の仕事の品質は、自分で決めるということになるので、コンサルタントは
精神に厳しいです。」

大石「会場の皆さんから非常に多い質問だったのですが、コンサルタントとして女性であるメリット、デメリットはありましたか?」
Tさん
「デメリットはないですね。男女はまったく関係ありません。コンサルタント
として何が出せるかが問題なので。社内では非常に公正に扱われます。性別を
意識して仕事をしたことはありません。ただ、社内に女性が少ないことが
ちょっとさびしいです。女性ならではのメリットとしては、女性が顧客である
化粧品などの業界では、商品や業界のことなど理解が早いということは
あります。こういった業界の仕事は楽しいですね」
Mさん
「男女は関係ないですね。これをよしと思えるのであればいいのではないで
しょうか。もうちょっと気を遣ってほしいところもありますが(笑)。
メリットとしては、お客さんに覚えてもらいやすいということと、女性と
いってお客さんから最初軽く見られても、価値を出せば認められますね。
女性だからといって軽く見るようなお客さんもあまりいませんが・・・。
女性ならではの問題としては、男が多いので、プロジェクトに女性が1人という
ことがよくあります。ランチなどいきますと、食事のペースが速いんですね。
私、それで胃を壊しました。」
Nさん
「仕事に関して、女性にも容赦はないですね。差別がないことの現われなのですが、
私はそれが働きやすいですね。」
Mさん
「逆に気を遣われると不安になります。『何で?』『私が女性だから』って
考えたり。女性だからって気を遣われるのは、仕事において成長機会を
失わせるのではないかと思います。しかし、女性は男性に比べて腕力とか
弱いので、クライアントまでの資料持ちとか気を遣ってほしいところも
ありますけど。」
大石「最後になりますが、皆さんの今後のキャリアについて教えてください」
Tさん
「まだまだひよっこなので、コンサルタントとしてのキャリアを深めて
いきたいと思います。段階段階で得ることがあるので。将来は事業会社の
経営企画とか金融などで働いてみたいとも考えています。」
Mさん
「結婚して子育てしたいです。今の会社も入って半年くらいですし、あんまり
展望とかないんです。隠居とかしたら、昔も携わっていた公共政策系の
コンサルなどやってみたいかもしれません。」
Nさん
「今、悩んでいるところでもあるので詳しいことは言えないんですけど、
2つありまして、自分ひとりならば、今のキャリアを継続していって、ビジネス
をもっと見たい気があります。事業会社でのビジネスの成功体験などを
見てみたいのです。一方で、今、結婚して3年目で、子育てとかも考えないと
いけません。そうなると、キャリアが切れたとしても問題ないような自分の
ポジションの足固めをしておきたいのです。今は模索中ですね。」
大石「皆さん、長い時間ありがとうございました。」
少々、時間をオーバーしましたが、非常に充実した内容になりました。
このあと、参加者が気軽に、パネラーの女性コンサルタント、基調講演の牧田氏、コンサルタントナビ主宰で、ALL Aboutコンサルティング転職ガイドでもある大石に質問できる交流会の時間を持ちました。
参加された方お疲れ様でした。
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- 第3回コンサルタント学習会報告
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