RT^goҍ̗pgbvRT^g{R[X

論理のピラミッド構造とは何か

年末年始、溜まりに溜まった雑誌類を
片付けていましたら、古い雑誌ですが、日経アソシエ
2004年4月20日号にロジカルシンキングの特集がありました。

いくつかの課題が掲載されており、その中でエレベーター
トークが扱われています。

エレベータートークとは、羅列された情報を整理して、
30秒〜1分で相手に言いたい要旨を伝えるというもの。
エレベーターに偶然乗り合わせた社長に正確に情報を
伝えるということからこの名前がついたようです。

羅列した情報が9つあり、これを30秒〜1分で正確に伝えるには
どのようにすればいいのでしょうか?

たとえば、この記事上での問題はこのようなものです。

1.海外で新商品Nと同等の製品を扱っているA社の収益性は高い
2.新商品Nは既に海外で発売されているが、日本国内は規制により販売できなかった。しかし、国内市場のニーズは高く、規制緩和されれば一気に大きな市場が形成されるはず
3.新商品Nの物流拠点は買収により対応可能
4.高い技術力は、対競合との優位性構築のためには必要
5.新商品Nの規制緩和が次年度から施行されることが決定した
6.わが社の技術力は業界でもかなり高い
7.スムーズな配送は、対競合との優位性構築のためには必要
8.海外で新商品Nと同等の製品を扱っているB社の収益性は高い
9.十分な優位性を確保できる物流拠点の買収に既に乗り出しており、近く完了する
日経アソシエ2004年4月20日号 27ページより


この情報をまとめて、30秒で伝えるよう考えてください。


記事では、ベイン・アンド・カンパニーを経て、ブーズ・アレン・ハミルトンや、
モニターグループの日本代表を歴任された村沢義久氏が論理の基礎構造である、
ピラミッド型に組み上げて階層化することを進めています。



ここで村沢氏が指摘している重要な点は
・2つ以上の下位メッセージから共通して言える事実を見つけ、上位メッセージとして抽出作業の方が重要
とのことです。
加えて、
・メッセージは漏れやダブりをなくして各階層ごとに抽象度をそろえなければいけないとロジカルシンキング関連の参考書では指摘されているが、これを完璧に守らなくても、8割程度の精度で十分
とのことでした。
あまりロジカルシンキングありきでやりすぎるのも、問題の本質から
離れてしまうということなのでしょう。

ここで論理のピラミッド構造と呼ばれているピラミッドプリンシプル
マッキンゼー・アンド・カンパニーで考案されたもののようです。

参考図書としては、数多のロジカルシンキングの本がある中、
マッキンゼー関係者の著書であるこの2冊をお薦めします。
考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
こちらは、論理のピラミッド構造、つまりピラミッドプリンシプルの教科書というべきものです。
分厚い本ではありますが、ピラミッド構造について必要な部分だけ読んで、
あとは、?が生じた際にリファレンスとして使うことも一考です。
最近出版されたワークブックとして出ているものは上下巻になっていたりします。

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル
こちらは最近出版された本ではもっともまとまっていると思います。


2007-01-10 08:00:00 現在の記事です

コンサルタントナビが送る、転職初心者への10の必読コラムこちら


このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録 Yahoo!ブックマークに登録
この記事をクリップ!Livedoorクリップ

 RSSリーダーで購読する

コンサルタントナビの会員登録
メルマガ登録
会員限定メルマガでしか読めない情報が満載。登録無料

コンサルタントナビの転職登録
転職登録
コンサルタントを目指す方をご支援します。スカウトも届くかも。登録無料

コンサルタントナビに掲載されている画像・文章・データの無断転載を禁じます。
すべての著作権は株式会社ティンバーラインパートナーズ(コンサルタントナビ運営)に帰属します。
Copyright(C) 2004-2008 Timberline Partners, Inc. All Rights Reserved.
なかのひと