考える技術 書く技術

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則


ある業界にいる方には非常に身近になっている書籍でも、他の業界に
いらっしゃる方には、それほど認知度が高くない本というのはあるのではないでしょうか。

この『考える技術・書く技術』ですが、まさにそのような本だと思います。

ここ数年、ロジカルシンキングをテーマにした書籍は、数多、出版されています。
著者の出自も様々で、扱っている”ロジカルシンキング”の捉え方も様々です。

そんな中、この『考える技術・書く技術』はコンサルティング業界を意識されている
方なら是非手にとってほしい本です。

新版になっているとはいえ、初版が1999年と少し古く感じるかもしれません。
しかしながら、この本で説明されているピラミッドプリンシプル(わかりやすく言えば、
ロジカルシンキングの基本的な考え方)には、現在語られているロジカル
シンキングの要素の多くが触れられています。おそらく最初にロジカルシンキングの
形を作ったものでしょう。

もともと、著者のバーバラミント氏はマッキンゼーのコンサルタントであり、
このピラミッドプリンシプルはマッキンゼーの標準として扱われたようです。
そのせいか、コンサルティング業界にいれば、この本の名前はよく聞くものに
なっています。コンサルタントが、ロジカルシンキングを勉強するために
何を読めばいいかと問われれば、この本の名前が出てくるはずです。


これまでのコンサルタントナビでの勉強会、説明会などでも、コンサルタントの方から
この本の名前は幾度もなく紹介されていましたし、私どもがキャリアコンサルタントとして
転職志望者にお会いした際にも、ロジカルシンキングについて学びたい方への
お薦め図書の一冊に挙げさせてもらっています。

たしかに約がこなれていないとか、長いなどの意見もありますが、これが
基本だと思います。現在、ロジカルシンキングって何だろう?とか、
是非ロジカルシンキングを身につけたいという方は、最初にこの本を
読んでください。

他にとっつきやすい本はたくさんありますが、ロジカルシンキングの
キーワードともいえる
 トップダウン
 ボトムアップ
 演繹法
 帰納法
 ロジックツリー・・・
このようなものをすべて解説し、運用の仕方を教えてくれる本は他にありません。非常に分厚く、教科書のような本ですが、多くのコンサルタントの参照に耐えうる本です。まさにロジカルシンキングの教科書足りうる本なのです。


最近は上下巻でワークブックなるものも出版されています。
考える技術・書く技術 ワークブック〈上〉

考える技術・書く技術 ワークブック〈下〉


[2007-01-23 初掲加筆]

2007-12-07 09:00:00 現在の記事です

コンサルタントナビが送る、転職初心者への10の必読コラムこちら


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