マッキンゼー式 世界最強の仕事術
マッキンゼー式 世界最強の仕事術読んだ感想としては、どこのコンサルティング会社も雰囲気は大きく
変わらないのだな、ということです。
この本では、マッキンゼー出身の著者が、同じくマッキンゼーのOBとの
インタビューをもとに作っているようなのですが、同じ釜の飯を食った仲
というか、お互い共感しているものを行間から感じたからです。
コンサルタントは、クライアントにバリューを提供することを第一に
考えている部分。それに対してコンサルタントは、たくさんの仕事を質を
高めることを同時に行っていることはどのコンサルティング会社でも
同じでしょう。
肝心の仕事術ですが、コンサルタントの即効性のあるノウハウを期待すると、期待はずれになるでしょう。
マッキンゼーの場合、本当に地頭のいい人たちが、クライアントの問題に対して
「なぜ?」を繰り返して、その問題の根本を解きほぐしていき、解決策はその問題の
根本を理解したうえで提供されます。その提供する媒体(資料、プレゼン)にも、
言葉の使い方、図表の使い方も考えに考えつくすのです。結果、長時間働く
(働くというより、頭を使い尽くすと言ったほうが正確かもしれません)こと
になります。仕事のプレッシャーとは、自分の成果物に対する品質の
プレッシャーになるわけです。
「あなたの仕事ってそれくらいのレベルなんだ?」
コンサルティング会社の仕事のプレッシャーというのは、営業における数字の
ようなものではありません。何かの数字について分析しといて、と言われれば、
どのように分析したのか、資料を作って、と言われれば、どれだけわかりやすい、
クライアントに納得感のある資料ができるのか、クライアントへのインタビュー
だったら、どれだけ問題の根本を引き出せるか、その品質を見られるわけです。
この本は、戦略系コンサルタントの生態、考え方を知る上で有意義な本だと思います。
また、ノウハウを得る本ではありません。
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