コンサルタントとSEの違い(コミュニケーション能力)

昨今の採用状況でも、コンサルティング会社が採用を増やしていることは
事実です。しかし、SEからコンサルタントへの転身には、非常に高い
ハードルがあります。

それは、次のような資質を見られるからだと思います。
 ・問題解決についての意識の有無
 ・コミュニケーション能力
 ・責任感
でしょうか。
この中ではコミュニケーション能力が最も重要かもしれません。

よく言われる、論理的思考などは、問題解決のひとつのツールでしかありません。

問題を解決するためには、問題を定義しなくてはならず、現在の状況を
把握する必要があります。そのためには、クライアントから状況を聞き出し、
意見と事実を見分けて、事実を積み上げていく作業が必要となります。
この部分については、論理的思考が必要となる部分になります。

面接では、ケーススタディなどを出題され、試されるところではあります。
これは、別のコラムでも扱っている部分でもありますので、詳しくは
割愛しますが、あせらず冷静に、事実と、推察をうまく組み合わせて筋道
立てて考え、ご自分のアイデアを、説明してください。100点満点の答えは
要求していませんし、そんな模範解答もないような問題が多いものです。

先の記述で、状況を聞き出す力、とありましたが、これがコミュニケーション
能力になります。

コミュニケーション能力については、まず、お客様メンバーとの
コミュニケーションが重要です。要件を聞くこと、進捗を伝えること、
リスクを伝えること、コンサルタントにとっては、お客様とどれだけ密に
コミュニケーションをとっているかによって、信頼感が変わってきます。

よく、小難しいことをいって煙に巻く、なんていうことも言われる
コンサルタントですが、より現場に入るコンサルティング会社ほど、
お客様とのコミュニケーションはうまく取らなくてはなりません。

また、チーム内のメンバー間でのコミュニケーションも重要です。
プロジェクトにいれば、チームとして結果をださなければなりません。
コンサルタントは個人で行うものではなく、チームで仕事をすることが
ほとんどです。個人として、担当する仕事は与えられますが、それで
完結するわけではなく、他のメンバーの仕事のインプットにもなりえますし、他のメンバーの仕事が自分の仕事のインプットにもなります。

コミュニケーション能力は、面接の際に、端的にわかってしまう部分だと
思います。一朝一夕に、面接のときだけ特別よくなるものでもありません。
普段から、意識して、普段、会社で求められるホウレンソウ以上のレベルの
ホウレンソウを行ったりすることが必要でしょう。

最後に、仕事への責任感は必須です。これは面接の際に、いろいろと
これまでの仕事の経歴、内容などから判断されるでしょう。

経験については、SEということで
 ・システム導入プロジェクトというものへの理解
 ・特定のアプリケーション、システム、業務分野への深い知識、経験
といった部分は当然、評価されていると思います。その部分については即戦力として計算している部分もあると思います。

その上で、コンサルタントとして必要な資質を見ています。


[2006/10/06 初掲]

2008-05-08 16:00:00 現在の記事です

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