べリングポイントのプロジェクト事例(全日空商事)
コンサルの仕事は裏方なことが多く、その成果はあまり表に出てきません。それは、クライアントとの守秘義務という壁があるからです。
しかし、クライアントとの交渉の結果、公表することがあります。
そのケースが今回扱う、ベリングポイントによる全日空商事のプロジェクトになります。
今回のプロジェクトについては
・商社の営業システムを5.5ヶ月で導入
・SAPの商社テンプレートの使用により、アドオンほとんどなし
・コンサルティング会社数社の中からベリングポイントに発注
といったところがポイントです。
べリングポイントなど、全日空商事の新営業システム「ATLAS」を5.5ヶ月で構築
(別ウィンドウで開きます。)
システムの経験がある方なら、テンプレートのインストールで、アドオンなし、
すでに別の部署で導入経験ありだったとはいえ、SAPの導入を半年かからず
やってのけたことにびっくりするはずです。
まず、アドオンなしということが、非常に注目する点です。
経営トップ、プロジェクト責任者、コンサルティング会社の腹の据えようが
わかります。相当な要件のコントロールをしたものと思われます。
また、ほとんどテンプレートの導入にも関わらず、遅延なく導入した
べリングポイントも、いい仕事したなあ、という印象があります。
ただ、これまでのレガシーで行ってきた業務から、新しい業務への移行が
ほんとにうまくいっているのかどうか、ここがコンサルティング会社の力を
試されるところでもあります。
リンク先には、新営業システムの構成図があります。
SD、MM、FIあたりのモジュールの導入がわかるかと思います。
このように、コンサルティング会社の仕事は、外から一見するだけでは、
単なるSAPの導入しかしていないように見えます。
その奥では
・アドオンを少なくするための交渉、提案(業務分析やギャップ分析、ROI分析)
・納期を守るためのテスト、チューニング(技術的裏付け)
・導入後、新業務への移行(チェンジマネジメント)
といったコンサルティング会社ならではの仕事をしているはずです。
半年弱での導入というのは非常にチャレンジングな仕事だったと思います。
ただただ、お疲れ様でした、という言葉を掛けてあげたくなります。
「コンサルプロジェクトの実際」シリーズの記事一覧
|
コンサルタントナビの会員登録 |
コンサルタントナビの転職登録 |












