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SIerのコンサルティング進出(1)

CNETのニュースより引用します。

シンプレクス・テクノロジー、ビジネスブレイン太田昭和の株式を取得--第2位株主に
シンプレクス・テクノロジーは独立系のシステム開発企業です。
ビジネスブレイン太田昭和は、会計事務所から業務を広げていったコンサルティング会社です。

これまで、
・IBMとPWCの合併(IBM ビジネスコンサルティング サービスの設立)
・NECのアビームコンサルティング買収
・日立のエクスサージュ→日立コンサルティングへの規模拡大
など、大手のSIer(ここでは電機メーカーと捉えずにSIerと捉えてください)
のコンサルティング会社を傘下におさめる動きがありましたが、比較的規模の
小さいところにもこの動きが広まってきたようです。

SIerにとって、コンサルティング会社を傘下におさめることでのメリットは
大きくあります。
・コンサルティング領域のノウハウを手に入れられる
・サービス領域の拡大が計れる
・顧客からの受注額を大きくすることが可能になる

ただ、コンサルティング会社の財産は経験、知識、ノウハウのような人に
依存しがちなものでもあります。

SIerがコンサルティング会社を手に入れたとしても、そこに在籍していた
コンサルタントが外に出てしまったら、まさにコンサルティング会社という
箱を買っただけになってしまいます。

SIerにとっては、コンサルタントの流失を防ぐことが必須となります。
また、単価の高いコンサルタントを用い、また自らのSIer領域の社員の
質を高めることで、サービスの質の向上、ひいては、顧客への請求金額の
増大を図ることができます。

逆に言えば、コンサルティング会社会社がシステム開発、運用、
アウトソーシングなどを行う子会社を作っているのも、この逆の動きと
捉えることができると思います。

今後、SIerとコンサルティング会社は、その出自こそ異なるものの、
企業にとっては、提供されるサービスに差が見えなくなるときが近い将来
くることは明確です。また、仕事を求める方にとっても、その業務、
仕事内容の差が見えなくなってくるかもしれません。




2006-08-29 09:00:00 現在の記事です

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