アクセンチュアが生保向けソフトウェア会社を買収

アクセンチュアが、生命保険会社向けのITサービスを行っていたソフトウェア会社を買収したようです。
Accenture、生保向けソフトウェア会社を買収

この記事によれば、
・生保にとっては、管理業務を外注することでコストを下げたいという要望がある
・市場規模は2010年に21億ドルあまり
ということで、アウトソーシングについても提供するサービスに組み入れいてる総合コンサルティング会社にとっては、非常に魅力的な市場と言えます。アクセンチュアは、生保向けにサービス提供していたソフトウェア会社を買収することで、その企業がもつ、ノウハウを得たわけです。

そもそも、なんで企業は業務のアウトソーシングするのでしょうか?

ある企業が社内のコストをさげたいと考えたとします。
コンサルティング会社は、年間契約でいくらという形で企業にご提案をし、受注、その業務を請け負います。当然、その企業とコンサルティング会社の間では、企業に提供するサービスレベルについての取り決めも結びます。この契約した金額は、それまで社内の人員で行っていたころより、コストが下がっているはずです。でなければ、企業はアウトソーシングしません。

IBMは通販で有名な千趣会から情報システムの運用業務のアウトソーシング(外部委託)を受注しています。
千趣会が日本IBMへ情報システムをアウトソーシング
この記事でもわかるように、企業にとっては、社内で実施していたころとサービスレベルが変わらないのであればそのコストが1割削減できるわけですから、外部に委託したほうがいい、ということになるのです。また、社内で定常業務から解き放たれた人材がより付加価値のある仕事を行えるようになるという面も見逃せません。

さて、コンサルティング会社のコンサルタントは、このアウトソーシングで何をおこなっているのでしょう?実際に、企業が行っていた業務を肩代わりしてやっているのでしょうか。

コンサルティング会社は、ある企業で行っていた業務の通りに進めていたら損をしてしまいます。コンサルタントは、そこで、システム導入も含めた業務の改善を行います。効率化を進めて、アウトソーシングとして受注した金額よりもコストがかからないようにして利益を出すのです。

コンサルティング会社にはベストプラクティスとなるようなノウハウが貯まっています。このノウハウを生かして、発注した企業のコスト削減と、自らの利益のどちらも満たしたサービスを提供するのです。

つまり、アウトソーシングにおけるコンサルタントは、ノウハウを生かして業務の改善を行うのです。請け負った業務を肩代わりしているわけではありません。

では、肩代わりした業務は誰が行っているのでしょうか。その業務の多くは、効率化された定型作業になります。こういった業務は、運用を専門に行っている社内のグループ、もしくは外部のシステムベンダーなどに協力していただくことになります。コンサルタントの仕事の一部には、業務の運用を行っているグループへの引き継ぎ、教育なども含まれます。

最近の情報ですと、アクセンチュアは北海道に拠点を設けてもいます。
アクセンチュア/北海道に拠点開設
これは、お客様の企業から請け負っている業務を北海道の拠点で行うものと推察されます。北海道でよりコストを安く人を確保し、アウトソーシングされた業務を実施するのです。その場合、彼らはコンサルタントとして採用されているのではありません。多くの場合、キャリアパスも異なっているはずです。








2006-08-25 09:00:43 現在の記事です

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