コンサルタントになるには資格が必要か?

これも永遠と繰り返されるテーマでしょう。
端的に結論を申し上げますと、必要なし、と私は思います。
もちろん、MBAを始めとして、もっていた方が有利な資格はいろいろありますが、基本的には何をやってきたか、何ができるのか、という実力勝負です。
新卒の場合は、ポテンシャル勝負です。
将来のコンサルタント転職を考えてまず資格を・・というかた、私が思うに、まずズレてしまっています。そういうひとはあまりコンサルタントに向かないような気がします。
それよりも、日々の業務のなかで、コンサルティング的な視点で物事を捉えて、レポートを工夫してみるとか、そのために勉強してみるとか、そういう方向性ですよね。
■ほとんどのコンサルタントはこれといった資格は保有していない
現在大企業を相手にコンサルティングを行っているコンサルタントのほとんどはこれといった資格を保有していません。当のファームも資格の有無は重要と考えていません。
これにはいくつかの理由があります。
まずひとつに、コンサルティングの能力やノウハウというのは、実際のコンサルタント業務を通して鍛えるほかにやり方がないと考えられているから。
業務を通して経験を積むことが重要で、資格でコンサルティングは学べないと考えている人が多いからです。ファームの教育も実践をメインに据えています。
二つ目として、経営コンサルティングにおける知識は、確立されたものでないということ。経営のトレンドは常に変化していくし、それこそIT分野では日進月歩で技術革新がおこっています。
技術によって、競争ルールが書き変わる時代。ネットの登場で経営手法ががらりと変わってしまいました。
これは、教科書が毎年書き換えられてしまうということを意味しています。なにがベストということが、毎年変わってしまう。去年通用したことが、今年は通用しない。
これでは資格を制度化しようとする側も、なにが資格に値するスキルで、何を正解とすればいいのか、判断がつかない。そもそも資格制度というのは、確立されたスキルや知識について認定するもの。
仮に、5年前のネットビジネスorシステム資格を持っているひとがいたとして、その人が何の役にたつだろう。
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