コンサルタントで経営経験は積めるか?
コンサルタント→経営者となられた方のコラムです。コンサルタントになる、ということの意味について書いていただきました。
是非読んでみてください。
あくまでもコンサルタントとしての経験である。
コンサルタントは身を引き締めて意志決定することがない。
小さな企業や、大きな会社では小さな部門でもいいから、責任のある立場を
まかされて、1,2年意志決定したひとは全然違う。
「経営の実務経験を積む」ということが、必要とされる経営の知識レベルを
最も効率的に高めることができると考え始め、コンサルを志望するように
なった。
では、なぜ「最も」効率的に能力アップできるのがコンサルタント業界だと
思うのか、と言うと、理由は、
「コンサルタント業界というのは完全実力主義であり、若いうちから責任の
大きな仕事に任命される」
「コンサルタントとして、クライアント企業の経営を手助けすると
いうことは、間接的に企業の経営意思決定を下している」
になり、
「一般企業に就職した場合は、通常は10年も20年も経たないと経験
できないような全社的経営などに若いうちから携わることができること」
また
「様々なクライアント企業の問題点を発見して、経営を改善するという
作業を通して、様々なタイプの幅広い経営が学べること(ある企業での
タスクはマーケティングを改善することであったり、また他の企業では、
それが人事政策であったり、財務政策であったり、学べることが多岐に
渡る)」
などである。
コンサルタント業界、特に外資系のコンサルティング・ファームを目指す人は、
私のように「経営を学びたい」という思いを持っているからコンサルを
目指した人が多い。そのような人たちは、だいたいが将来の起業のための
ノウハウを見に付けたいと思っているということもあり、元々「コンサルを、
定年退職まで続けていく」と思っている人はほとんどいない。
「○年くらい働いたら(コンサルを)やめる」
と決めて入社する人がほとんどなのだ。
ファームの方も、巣立っていく人材を、無理に引き止めるようなことはせず、
ファームによっては、そういった企業家たちの支援まで行うところも
あるほどだ。
したがって、こういった環境ゆえ、
「(将来、何かを実現するため)経営を学びたい」
と思っている人たちにとっては、コンサルタント業界は格好の業界と言える
わけなのだ。
[2006/11/13 初掲]
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