ケース面接対策 〜コンサル思考によるケースアプローチ (3)
ケーススタディ対策講座の5回目。
今回も引き続き、「昨年日本で消費された割り箸の数を答えよ」について、解説する。
前回は、「単純な年齢でくぎったセグメンテーション」について書いた。
単純に区切っただけではダメ、ということを申し上げた。今回は、引き続き、違うタイプのセグメンテーションを紹介し、どこに問題があるのかを指摘していく。
<職業型?セグメンテーション>
このセグメンテーションでは、「リタイア」「社会人」「学生」「幼児」の4つ属性?、消費動向を分類している。
年齢別のセグメンテーションに比べると、こちらのほうがわかりやすい。4つの属性も理解しやすいし、たしかにそれぞれ消費動向が違いそうだ。
リタイアや、幼児はあまり割り箸を使わないかもしれないし、社会人は多く使う。それなりに合理性がありそうだが・・・ツッコミどころも多い。
まず、この4つ属性を抽出したロジックが弱い。仮にこの縦軸に、何か名前をつけてみるとする。いったい何が軸なのだろうか?
職業? ライフスタイル? 社会的立場?
いったいこれはなんなのだろう?
この軸が説明できなければ、「どうしてこの4つを抽出したのですか?」
という説明を喰らったとき、どう答えるのだろうか?
どうしてこの4つなのか?他にはないのか?他にあっても切り捨てた理由は?
「なんとなく、この4つが重要で、消費性向に違いが現れていると思いました」と答えるのが精一杯かもしれない。
ここで、面接官の評価は、「ロジカルに考えているように見えて、思いつき抽出」となる。
もちろん、この4つに絞られた、立派な理由があるかもしれない。それに答えられれば、大丈夫だと思う。そこさえクリアできれば、セグメント別の人口や消費形態は見積もれそうだから、話全体に納得感がでる。面接官も納得するだろう。
(続く)
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