コンサルタント志望動機に見る「個人版選択と集中」
「個人版選択と集中」don gabaccoの新人コンサルタント日記
コンサルティング業界に就職しようとする人の志望動機の中によくあるのが、
「急速な成長が期待できる」
というものがある。
実際、コンサルティング業界に属する企業はそれを
リクルーティング市場での売りにしている。
それにしても、『成長』とは一体何であろうか?
「成長できますよ」
と言われて、何も考えずに行ったところで、自分の期待する成長の方向とはベクトルが異なってしまったら、実質成長ゼロである。プロ野球選手になりたい青年がスターコンサルタントになったところで、できることは球団の経営のサポートくらいのもんだ。
個人的に思うに、成長というのはスキルポートフォリオの最適化である。
世の中で身につけられるスキルが有限個存在しており、
その中から自分に必要なスキルセットを習得するわけだ。
そのスキルセットも一律なレベルでもなく、あるスキルは突出してレベルが高く、あるスキルは最低限のレベル、といった具合。
世の中にある全てのスキルを最高レベルで身につけることが可能であるならば、それが成長の最高点である。
しかしながらそれはムリだ。
個人の場合も企業と同様に資源は限られているから。
やはり、「選択と集中」だ。
つまり、捨てること。
あれもこれもとやってたんでは、他人との差別化ははかれない。
みんながやりたいことばっかりやっていたんでも、No.1にならない限りは差別化ははかれない。差別化の無いモノは、厳しい価格競争の中マージンを下げて売られるしかない。
あるいは市場から消えていくのみ。
そんなわけで、必要なスキルセットとそのバランス(ToBe)の選定、それを実現するための日々の行い(ToDo)を考える。
まぁ、言うは易く、行うは難し。
(初出:ドンガバチョの「新人コンサルタント日記」)
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